「トイレ」は日常生活にとって大変重要な設備です。災害時では、食料や飲料の不足と同様に「トイレ不足」も深刻な問題となります。
日本は、トイレに困っても、公共施設(公園等)やコンビニエンスストア、商業施設、スーパー、ガソリンスタンド、駅、百貨店、ホテルロビー、書店など、様々な場所で借りることが出来ます。外出時、緊急を要する腹痛でも安心できる環境です。しかしながら、全ての方がその恩恵を受けている訳ではなく、障害を持っている人達にとって、「多機能トイレ」は圧倒的に不足しているのが現状です。
最近では「オストメイト」という言葉が、一般的に浸透し始めてきました。お腹の辺りに十字マークをつけたピクトサインを目にする機会も増えてきています。「オストメイト」と呼ばれる、人工肛門や人工膀胱を造設した方たちにとって、一般的なトイレでの排泄は困難であり、各種専用の設備が設けられています。
ご提案する「福祉便座e-anza」は、既存の建物内・店舗内で、新たに多機能トイレを設置することが出来ない(場所・スペースの問題)場合、便座を交換するだけで「オストメイト」の方が排泄しやすい環境を作る製品です。大掛かりな上下水道の工事も不要の為、導入しやすく、主に病院や大型商業施設への採用が進んでいます。「オストメイト」の方たちが安心して外出することが出来、そして、安心してトイレを利用できるよう、今後、様々な場所で「福祉便座e-anza」が使われる事を望みます。ご検討お願いいたします。